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Phioの徒然草 - 茶々-天涯の貴妃(おんな)-

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 東映の「男たちの大和」、「大奥」に続く歴史大作で、元宝塚の和央おうかの主役をはじめとして豪華キャスト、素晴らしいセット等、制作費10億をかけた今年最後の大作です。


 物語は秀吉の側室であった茶々(淀殿)の波乱に満ちた生涯を描いています。
 ここよりネタばれ及び突っ込み。







 





 はじめに… 


 客をなめとんのか!


橋本(監督)&高田(脚本)


 まずビジュアル。
 茶々と初、小督の年齢と容姿(配役)が無残です。
 長女の茶々を和央が演じるのに、なんで末子の小督が寺島しのぶになるんですか。
 初にいたっては富田靖子…。
 女優の実年齢のことを言っているのではなく、どうみても3姉妹の順番が違います。


 歴史公証、これは考えてはいけません。
 全くのフィクションです。
 馬に乗った茶々が秀頼を連れて家康の目の前に降伏勧告の返答に行っても気にしてはいけません。
 大蔵卿局が大阪城内で殺されたのも気のせいです。
 真田幸村が家康の目の前で射殺されても、(何処の国の製品なのかわかりませんけどw)大口径の大砲が大阪城内に多大な被害を上げても、大阪城が茶々の仕掛けた爆薬により粉々になっても気にしてはいけません。

 もっとも、これを史実と思う人はいないと思いますけどね(いたら怖い)。


 しかしなんといってもあかんのが


 「宝塚風超意訳歴史ファンタジー」に「男たちの大和の血糊」。


 何を考えているんでしょうか?


 おそらく鑑賞対象者は宝塚好きの女性がメインのはず。
 脚本はそうとしか思えない流れになっています。


 が、画面を覆うのは硝煙と血糊、手足が飛び散る残虐映像のオンパレード。


 劇場内は女性の方が多かったのですけど、皆さん一様に引いていました。


 この脚本/テーマなら血糊なしが基本でしょうが。
 本当に誰か止める人はいなかったんでしょうか?
 この特殊効果をベースにするなら「男たちの大阪城」というふうに改題して男優のみで脚本自体を換えるべきです(恐らく誰も見に行かないとは思いますけど…)。


 いったい誰に見せたいのかよくわからない作品です。

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